インプラント治療の設備 - CT・ガイド等で安全性を追求

安全性と精度を
追及する
インプラント治療設備

インプラント治療の成功は、執刀する歯科医師の技術や経験が重要であることは言うまでもありません。しかし、その技術を最大限に引き出し、より安全で精密な治療を実現するためには、それを支える設備・機器の充実が不可欠です。
患者様の身体的・精神的なご負担を少しでも軽減し、安心して治療に臨んでいただくために当院が導入している、インプラント治療に特化した専門設備・機器について詳しくご紹介します。

なぜインプラント治療に
専門の設備・機器が重要なのか？

「どこの歯医者で治療しても同じでは？」と思われるかもしれませんが、インプラント治療に用いる設備・機器には大きな差があります。専門設備を充実させることには、患者様にとって多くのメリットがあります。

診断・計画の精度向上

顎の骨や神経の状態を3Dで正確に把握し、リスクを回避した安全な治療計画を立てられます。
手術の安全性向上

手術中の全身状態を管理し、計画通りの位置へ正確にインプラントを埋入することで、手術の成功率を高めます。

身体的負担の軽減

手術時間の短縮や、切開範囲を最小限に抑えることで、術後の痛みや腫れを軽減します。
感染リスクの徹底排除

最高水準の滅菌設備で器具を管理し、クリーンな環境で手術を行うことで、院内感染を防ぎます。

当院では設備を整えることで、皆様からインプラント治療の信頼を積み重ねてまいりました。

診断・計画
インプラント治療の精度を
高める検査設備

安全なインプラント治療は、正確な「診断」と精密な「治療計画」から始まります。
当院では、最新のデジタル機器を駆使し、目に見えない部分まで詳細に把握する「見える化」を徹底しています。

歯科用CT
顎の骨や神経を3Dで可視化する精密診断機器

インプラント治療において、歯科用CTによる撮影は必須の検査です。従来のレントゲンが二次元の平面画像なのに対し、歯科用CTは顎の骨や組織を三次元の立体画像で捉えることができます。
これにより、
- 骨の厚み・高さ・硬さ
- 重要な神経や血管の位置関係
をミリ単位で正確に把握できます。このCTデータがあるからこそ、インプラントを埋め込むのに最適な位置・角度・深さを割り出し、神経損傷などのリスクを限りなくゼロに近づけた安全な治療計画を立案できるのです。
ガイデッドサージェリー
コンピューターによる
高精度な手術支援システム

ガイデッドサージェリーとは、CTデータとシミュレーションソフトを用いて作成した「サージカルガイド」というマウスピース型の装置を使って行う手術法です。

治療計画の段階で、コンピューター上で「ここに、この角度で、この深さまで」という理想的なインプラントの埋入ポジションを決定します。サージカルガイドにはその計画通りの位置に穴が開いており、手術当日はそのガイドに沿ってドリルを進めるだけで、シミュレーション通りにインプラントを埋入できます。
この設備を用いることで、フリーハンドの手術に比べて手術時間が短縮され、歯ぐきの切開も最小限で済むため、患者様の負担を大幅に軽減できます。

手術
安全なインプラント手術を支える
専門機器と環境

手術当日は、患者様がリラックスして治療を受けられるよう、
安全性と快適性を追求した環境と専門機器を整えています。

インプラント専用オペ室
衛生管理を徹底した
クリーンな環境

インプラントは外科手術のため、徹底した衛生管理が求められます。当院では、一般の診療スペースとは別に、インプラント手術のための専用オペ室を完備しています。空調や衛生管理を徹底したクリーンな環境で手術を行うことで、手術部位への細菌感染といったリスクを最大限に防ぎ、インプラント治療の成功率を高めます。
生体情報モニター
手術中の全身状態を
リアルタイムで管理

手術中は、生体情報モニターを用いて患者様の心拍数、血圧、呼吸、血中酸素飽和度などを常に監視しています。全身状態をリアルタイムで把握することで、万が一の体調変化にも迅速かつ的確に対応することが可能です。高血圧などの全身疾患をお持ちの方や、手術に強い不安を感じる方にも、安心して治療を受けていただける重要な設備です。
インプランター
精密な骨の切削を
可能にする専用器具

インプラントを埋め込むために顎の骨に穴を開ける際には、インプラント専用のモーターを使用します。この機器は、回転速度やパワー（トルク）をコンピューターで精密に制御できるのが特徴です。
低速で安定した回転により、骨に余計な熱やダメージを与えることなく、必要最小限の切削が可能です。骨への負担を抑えることが、術後の痛みや腫れの軽減、そして骨とインプラントの良好な結合に繋がります。
マイクロスコープ
（歯科用顕微鏡）
視野を拡大し精密な
処置を実現

マイクロスコープは、肉眼の最大20倍以上に視野を拡大できる歯科用の顕微鏡です。インプラント手術では、歯ぐきの切開や縫合といった非常に繊細な処置が求められます。マイクロスコープを用いることで、術野を明るく照らし、細部まで明確に確認しながら作業ができるため、処置の精度が格段に向上します。傷口をより小さく、きれいに縫合できるため、術後の治癒を早める効果も期待できる優れた機器です。

衛生管理
院内感染を防ぐ徹底した
滅菌設備

安全な治療環境の基本は、徹底した衛生管理にあります。
当院では、目に見えない細菌やウイルスから患者様を守るため、滅菌設備にも一切の妥協をしません。

クラスB滅菌器
世界最高水準の滅菌システム

治療に使用した器具は、すべて世界で最も厳しいとされるヨーロッパ基準EN13060で「クラスB」に分類される高圧蒸気滅菌器で処理しています。このクラスB滅菌器は、器具の内部や中空構造の隅々まで蒸気を行き渡らせ、あらゆる種類のウイルスや細菌を完全に死滅させることが可能です。患者様のお口に入るすべての器具が、常に最高レベルの清潔度に保たれていることをお約束します。
当院の安全への取り組み

滅菌設備だけでなく、ディスポーザブル製品（使い捨て）の活用など、当院の徹底した感染対策については「滅菌・感染管理へのこだわり」ページで詳しくご紹介しています。

安全への取り組みについて

充実した設備と専門医の技術で、
安心のインプラント治療を

「道具」です。これらの設備の性能を100%引き出すには、インプラント治療を熟知した歯科医師の「技術」と「知識」、そして豊富な「経験」が不可欠です。
たかた歯科では、1991年からインプラント治療に携わってきた専門医が、これらの先進設備を駆使することで、「技術と設備の融合」による高水準なインプラント治療を久留米の地で提供しています。
設備についてさらに詳しく知りたい方、ご自身のケースでどのような治療になるか知りたい方は、ぜひお気軽に診療カウンセリングにお越しください。