インプラントのメリット・デメリットRisks and benefits
メリット・デメリット
を
知ることが
後悔しない治療選びの
第一歩
インプラントは失った歯を補うための治療法ですが、手術が必要なことから、治療に踏み切るには多くの疑問や不安がつきものだと思います。インプラント治療で後悔しないために大切なのは、治療のメリットとデメリットの両方を正しく、そして深く理解しておくことです。
失った歯を取り戻す
インプラント治療
8つのメリット
インプラント治療には、他の治療法にはない多くの優れたメリットがあります。
なぜ多くの方に選ばれているのか、その理由を一つひとつ見ていきましょう。
MERIT01
自分の歯のような噛み心地顎骨に直接インプラント体を埋め込むため、天然歯とほとんど変わらない感覚で、しっかりと噛めます。
MERIT02
透明感のある自然な見たインプラントの上部構造(人工歯)は、色や形を周りの歯に合わせてオーダーメイドで製作します。
MERIT03
周囲の歯に負担をかけないインプラントは独立した治療法のため、ブリッジや部分入れ歯のように周囲の歯を傷つけません。
MERIT04
会話を楽しめるインプラントは顎骨に固定されているため、発音や滑舌の悪さを心配する必要がありません。
MERIT05
骨吸収を防ぐインプラントは天然歯のように噛む力を骨に伝えるため、顎骨が痩せるのを防ぐ効果が期待できます。
MERIT06
寿命が長い毎日のセルフケアと、医院での定期的なメンテナンスを継続すれば、長期にわたって機能します。
MERIT07
将来の健康を守るインプラントで噛む機能を取り戻すことは、健康寿命を延ばし、老後の生活の質(QOL)を豊かにします。
MERIT08
適応症例が幅広いインプラントは単独で歯を再現できるため、噛む力が最もかかる奥歯を回復できるのは、大きなメリットです。
事前に知っておくべき
インプラント治療
5つのデメリット
多くのメリットがある一方で、インプラント治療にはいくつかのデメリットや注意点も存在します。
治療を検討する際は、これらの点も正しく理解しておくことが重要です。
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Reason01
外科的手術が必要になる
インプラントを顎の骨に埋め込むためには、歯茎を切開する外科手術が必要です。たかた歯科では、精密な診断を可能にする歯科用CTや、安全な手術を支援するサージカルガイドシステムを導入し、患者様のご負担を最小限に抑える工夫をしています。
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Reason02
治療期間が長い
インプラントは、埋め込んだインプラント体と骨がしっかり結合するのを待つ期間(通常3ヶ月〜6ヶ月)が必要です。そのため、全体の治療期間が長くなる傾向があります。これは安全で確実な治療を行うために不可欠な期間ですが、他の治療法と比べた際のデメリットと言えます。
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Reason03
費用が高額
インプラント治療は、原則として公的医療保険が適用されない自由診療です。そのため、保険適用のブリッジや入れ歯に比べて費用が高額になります。ただし、医療費控除の対象となるため、確定申告をすることで費用負担を軽減できる場合があります。
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Reason04
メンテナンスを継続する必要がある
インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病と同じような「インプラント周囲炎」になるリスクがあります。これを防ぎ、インプラントを長持ちさせるためには、ご自宅でのケアに加え、歯科医院での定期的なプロによるメンテナンスが不可欠です。このメンテナンスを負担に感じる方もいるかもしれませんが、長期的なお口の健康を守るためには非常に重要です。
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Reason05
治療ができないケースがある
重度の全身疾患(コントロールされていない糖尿病や心疾患など)がある方や、顎の骨の量が著しく不足している方は、インプラント治療が適用できない場合があります。しかし、お体の状態を安定させたり、骨を増やす治療(骨造成)を行うことで、治療が可能になるケースも多くありますので、まずは一度ご相談ください。
インプラント・ブリッジ・入れ歯を比較
失った歯を補う治療法は、インプラントだけではありません。
ここでは、ブリッジ、入れ歯と比較した場合のメリット・デメリットを簡単にまとめました。
- 治療法
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インプラント
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ブリッジ
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入れ歯(部分床義歯)
- メリット
- 機能性・審美性に優れ、
周囲の歯を守れる - 比較的短期間で固定式の歯が入る
- 保険適用なので安価で、
手軽に作れる - デメリット
- 手術が必要で、費用が高額
- バネが見えることがある
- 比較的自然だが、
連結部分が分かる場合がある
どの治療法が最適かは、お口の状態やライフスタイル、ご要望によって異なります。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、納得できる治療法を選びましょう。
インプラント治療に
関する
よくある誤解
患者様からよくうかがう、インプラントへの誤解についてお答えします。
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誤解01
インプラントにすると
MRI検査は受けられないほとんどの場合、問題なく受けられます。インプラントに使用されるチタンは非磁性体(磁石に反応しない金属)のため、MRIの強力な磁場に影響されません。ただし、お口の周りを撮影する場合や、一部のマグネット式入れ歯を併用している場合は、画像が乱れる可能性があります。検査を受ける際は、事前に担当医にインプラント治療を受けていることを必ず伝えてください。
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誤解02
骨が少ないと
インプラントは受けられない骨量の問題からインプラント治療を断られる場合があります。しかし、骨量を増やすことで、インプラント治療を受けられる可能性があります。
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たかた歯科医院では、骨を増やす骨造成術(GBR)をご提供しています。歯周病や長期間入れ歯を使用したことで骨が痩せてしまった方も、インプラントを諦める必要はありません。骨造成術について詳しく知りたい方は こちら をご覧ください。 -
誤解03
入れ歯よりも
介護中のケアが大変ご自身でのケアが難しくなった場合でも、ご家族や介護者の方によるケア、訪問歯科診療などを利用してメンテナンスを続けることが可能です。インプラントは入れ歯のように誤嚥のリスクが低く、介護が必要な状態になってもお口の衛生管理がしやすいというメリットもあります。将来を見据えた治療計画を一緒に考えましょう。
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セカンドオピニオンに対応
当院では、セカンドオピニオンにも対応しておりますので、他院で治療が難しいと言われた方や、治療方法に不安がある方も安心してご相談いただけます。
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当院では、インプラント治療に関するご相談を承っております。セカンドオピニオンにも対応しておりますので、 他院で治療が難しいと言われた方や、治療方法に不安がある方も安心してご相談いただけます。