インプラントと入れ歯・
ブリッジの比較Comparison
インプラント・入れ歯・
ブリッジ・・・
あなたに最適な治療法はどれ?
失った歯を補う「インプラント」「入れ歯」「ブリッジ」には、それぞれに優れた点と注意すべき点があり、ご自身のライフスタイルや価値観に合った選択をすることが、治療後の満足度に大きく影響します。
久留米にあるたかた歯科医院は、1991年からインプラント治療に携わり、同時にブリッジや入れ歯治療においても経験を積み重ねてまいりました。すべての治療法にメリットとデメリットが存在しており、あなたが「これなら納得できる」と思える治療法を見つけるためのお手伝いをします。
インプラント・入れ歯・
ブリッジの
違いが一目でわかる
まずは、それぞれの治療法の違いを比較表で見てみましょう。
どの項目を重視するかを考えながらご覧ください。
- 治療法
-
インプラント
-
ブリッジ
-
入れ歯
- 見た目
- ◎
自然で美しい - 〇
種類によるが自然 - △
留め金や床が見えることも - 噛む力
- ◎
天然歯に近い - 〇
天然歯の約6割 - △
天然歯の2~3割ほど - 周囲への影響
- ◎
影響なし - ×
健康な歯を削る必要あり - △
部分入れ歯はバネをかける歯に負担 - 違和感・
装着感 - ◎
自分の歯と同じ感覚 - 〇
固定式で違和感は少ない - △
異物感やズレが出やすい - 寿命
- ◎
10年以上 - 〇
7~8年程度 - △
4~5年程度 - 費用
- △
保険適用外で高額 - 〇
保険適用可 - ◎
保険適用可 - 手術の有無
- △
必要 - ◎
不要 - ◎
不要 - 対応範囲
- ◎
1本~全ての歯 - △
連続した欠損・支台歯が必要 - 〇
1本~全ての歯
インプラント・入れ歯・
ブリッジを詳しく比較
比較表で挙げた項目のうち、特に気になる5点についてさらに詳しく解説します。
自分に合った治療を判断するための重要なポイントです。
-
Point01
見た目
● インプラント
顎の骨から直接歯が生えているように見えるため、天然の歯と見分けがつきません。素材も自由に選べ、最高の審美性を追求できます。
● ブリッジ
連結した被せ物ですが、保険適用の素材は経年で変色しやすいです。自費のセラミックなら自然な見た目を実現できます。
● 入れ歯
部分入れ歯では金属のバネが見えることがあり、総入れ歯では歯茎との境目が不自然に見える場合があります。
-
Point02
噛む力
● インプラント
顎の骨に直接固定するため、自分の歯のようにしっかりと噛めます。硬い物や粘着性のある食べ物も気にせず楽しめます。
● ブリッジ
固定式である程度しっかり噛めますが、支えとなる歯に負担がかかるため、天然歯ほどの力は出せません。
● 入れ歯
歯茎の上に乗せているだけなので安定感がなく、噛む力は大幅に低下します。硬いものが食べにくく、食事に制限が出ることがあります。
-
Point03
周囲への影響
● インプラント
失った部分だけで治療が完結する独立した構造です。隣の健康な歯を一切削ったり、負担をかけたりしない点が最大のメリットです。
● ブリッジ
最大のデメリットは、支えにするために両隣の健康な歯を大きく削らなければならない点です。一度削った歯は元に戻らず、寿命が短くなるリスクがあります。
● 入れ歯
部分入れ歯の場合、固定するためのバネをかけた歯に常に負担がかかり、その歯が弱ってしまう原因になります。
-
Point04
費用
● インプラント
保険適用外の自由診療のため、初期費用は高額になります。しかし、適切なメンテナンスで長期間使用できるため、再治療のコストを考えると、総額ではブリッジや入れ歯と大差がなくなる可能性もあります。
● ブリッジ
保険が適用されるため、比較的安価に治療できます。ただし、支えの歯が虫歯になったり、ブリッジ自体が壊れたりして再治療が必要になることがあります。
● 入れ歯
保険適用で最も安価に作製できます。しかし、合わなくなると作り直しが必要で、その都度費用がかかります。
-
Point05
寿命
● インプラント
定期メンテナンスを前提に10年後の残存率が90%以上と非常に寿命が長いです。インプラント周囲炎の予防が鍵となります。
● ブリッジ
一般的な寿命は7~8年程度。支えの歯とブリッジの間に汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病になると作り直しが必要です。
● 入れ歯
歯茎が痩せることで合わなくなり、4~5年で作り直すのが一般的です。毎日の着脱・清掃が必要です。
あなたにはどっちが
合ってる?
治療法選択の目安
失った歯の本数や場所によっても、最適な治療法は変わります。具体的なケースで比較してみましょう。
Case01
奥歯を失った● インプラントが第一選択肢
奥歯は噛む力が最も強く、ブリッジでは支える歯への負担が大きくなります。また、一番奥の歯を失うとブリッジは適用できません。インプラントなら周りの歯に負担をかけず、力強く噛む機能を回復できます。
● ブリッジ
手前の奥歯であれば選択肢になりますが、健康な歯を2本削るデメリットを許容できるかどうかがポイントです。
● 入れ歯
1本だけの部分入れ歯は違和感が強く、安定性も低いため、あまりお勧めできません。しかし、保険適用となるため、価格が抑えられます。
Case02
複数の歯を失った● インプラント
複数本のインプラントを入れたり、インプラントを支えにしたブリッジ(インプラントブリッジ)にしたりと、柔軟な設計が可能です。機能・審美性ともに最も高い満足度が得られます。
● ブリッジ
複数本抜けると、支える歯への負担が過大になったり、そもそも支える歯がなかったりして適用できないケースが増えます。
● 入れ歯
部分入れ歯が主な選択肢となります。失った本数が多いほど、違和感や不安定さが増し、残っている歯への負担も大きくなります。
Case03
片顎すべての歯を失った● インプラント
オールオン4という最小4本のインプラントで全ての歯を支える治療法があります。総入れ歯のようにズレたり外れたりせず、自分の歯のように固定されます。顎の骨が痩せるのを防ぐ効果もあります。
● 総入れ歯
最も一般的な治療法ですが、「痛い・噛めない・外れる」といった悩みを抱える方が多いのも事実です。食事や会話に不便を感じることがあります。インプラント治療との比較では、機能面で大きく劣ります。
「将来のお口の健康」
という視点で
比較・選択を
インプラント、ブリッジ、入れ歯には、それぞれ異なる特徴があります。どの治療を選ぶかは、単に失った歯を補うだけでなく、「この先10年、20年のお口の健康をどう守っていくか」という視点で比較することが非常に重要です。
1991年からインプラント治療と向き合ってきたたかた歯科では、CTによる精密な診断のもと、それぞれの治療法のメリット・デメリットを丁寧に説明し、患者様一人ひとりのご希望やライフプランに最適な治療をご提案します。「どっちがいいか決められない」という方も、ぜひ一度、私たちにご相談ください。
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セカンドオピニオンに対応
当院では、セカンドオピニオンにも対応しておりますので、他院で治療が難しいと言われた方や、治療方法に不安がある方も安心してご相談いただけます。
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当院では、インプラント治療に関するご相談を承っております。セカンドオピニオンにも対応しておりますので、 他院で治療が難しいと言われた方や、治療方法に不安がある方も安心してご相談いただけます。